瞬時電圧低下(瞬低)とは
瞬時電圧低下は、送電線や変電所などの電力設備で事故があった時に、電力会社から届く電気の電圧が下がり、短時間(0.07~2秒程度)で元に戻る現象の事を言います。
落雷などにより、事故が発生すると、発生地点の周囲の広い範囲で電圧が低下します。電力網では保護継電器で事故による異常を検出し、事故点の両端の遮断器を解放し事故点を切り離します。
この、事故が起きてから遮断器を開放するまでに起きる電圧低下が瞬時電圧低下、略して瞬低となります。
瞬低への代表的な対策としては無停電電源装置(UPS)があります。