本との出会いを大切にしているでんの読書記録(記録No.1)
トヨタ式おうち片づけ -5つの「しくみ」でみるみる片づく!
実務教育出版 香村薫 本体1400円+税 2017年3月10日初版第1刷発行 245ページ
著者の香村薫さんは片づけサポート業務のミニマライフ.comの代表で、ライフオーガナイザー(片づけの専門家)です。夫婦ともトヨタ式が浸透するトヨタグループで働き、このトヨタ式をおうちの片づけに取り入れてみたというのがこの本の内容です。
私の勤める会社はトヨタグループではありませんが、表向きはトヨタ式を採用しております。表向きはの意味は実際には私の勤める会社では定着・機能していないと思っているからです。トヨタ式の本質を、身近なおうちの片づけを参考に勉強出来れば良いという思いからこの本を手にとりました。
香村さんはトヨタ式おうち片づけのカギはとてもシンプルで「片づけの方法論(ロジック)」とロジックのカギになる「モノの数を決めること」の2つだけだと言っております。この本ではこれらを実現するための意識付けと方法を失敗談や成功事例を交えて紹介しております。
<読むのに要した合計時間>
2時間24分
<きっかけ>
出張先で時間を潰していた書店にて偶然発見(この時は手にとってみただけ)。
<入手形態>
図書館でレンタル
<私の人生への影響度>
保留
<私の心に響いた言葉>
・ものを適度に減らせば快適な生活となるが減らしすぎると不幸になる。
・香村さんが人生で大切にしているのものは「合理性」と「物事を前進させること」(私と価値観が似ている。)
・夫婦がお互いに人生で大切にしているものが分かると相手の言動を受け入れらるようになる。
・トヨタ式における、目標決定のステップ
step1「組織目標をふまえた1年後の個人目標」を今の自分から少し高い所に設定する。
step2「それを実現するために、半年後に何が出来ていればいいか」を明確にする。
step3「半年でそこまでいくために1か月後に何ができていればいいか」を明確にする。
step4「1か月後の目標を達成するために、毎日何をすればいいか」を明確にする。
・ものは沢山使ってこそ活きる。高かったからとか勿体ないからとしまい込んでいては無いのと同じ。
・トヨタの5Sでいう「しつけ」とは整理・整頓・清掃のルールを守るという事。
<また読みたいか>
また読みたい また読んでも良い もう読みたくない
数か月後にまた本を読み返してみて、本を読む前と後で生活に変化があったか確認してみたいと思いました。
<総評>
元々の目的であった、トヨタ式の本質を理解するという意味では、目的は果たせたと思います。この本自体はトヨタ式をおうちの片づけに利用するという趣旨の本で、私の目的とは少々異なりましたが、とても参考になりました。
コメント