スポンサーリンク

※電気の記事のみ読みたい方はカテゴリを選択してください。他のサイトでは書かれていないことを色々と書き留めています。

工場の電気技術者で男ですがプチ育休を取得しました。

つい先日ですが、めでたく第4子が誕生しました。第4子誕生に際して、会社員であると同時に男で工場の電気技術者であるでんがプチ育休(3週間)を取得しましたのでこの時の体験を記事にしてみます。

スポンサーリンク

育休取得の動機

 まずは私でんが育休を取得しようと思った動機について紹介します。我が家では今までに3人の出産を経験しておりますが、3人とも出産後は妻の実家に妻・子供共1~2か月程度里帰りをしております。その為、妻と子供たちが里帰りしている間は私は家を守ると同時に家族の為に仕事に励んでおりました。

 しかし、今回の出産が今までと異なるのは、長男は小学6年、次男は小学3年、三男が年長となっており、里帰りしてしまうと小学校に通えない状態となってしまいます。今までは小学校に通っていなかったため、子供も一緒に里帰り出来ていたのですが。。。

 この、小学校の事が一番の動機ではありますが、私の気持ちの面でも今までとは異なる事がありました。

 私は長男が産まれてから家の事、子供たちの事は多くを妻に任せていました。とにかく会社での自分の仕事をこなすことで頭が一杯でした。

 仕事を沢山こなしてしっかりと生活費を稼ぐことはこれはこれで大事な事なのですが、今回は今までの感謝の気持ちも込めて妻を支えたいと思いました。妻にとって、出産は命がけの大仕事で心からサポートしたいと思いました。また、子供たちが多感な時期にもう少し触れ合いたいとも思いました。

勤めている会社に男性の為の育休制度はない。

 私の今の状況から、第4子を出産して、産後の大事な時期を乗り切るには私が会社を休むしかないと思いました。出産前から会社に相談し、休暇を取ること自体は許可を頂けたのですが、私が勤めている会社には男性の育休の制度はありませんでした。

 この為、有給を使用して会社を休ませて頂くことになりました。なので、私が取得したのは正式には育休ではなく育児を目的とした有給となります。

全般的に男性の育休はまだまだ取得事例は少ない。

 テレビなどで大手企業で男性が育休を取得したというニュースを見かけますが、少なくとも私の周りではまだまだ実績は少ないと思います。

 ただ、男性の育休のニュースが全くないよりは、少しでもあった方が会社に対して相談はしやすいと感じました。

 今後、日本でも仕事以外の時間も大切にするという風習が広がっていって欲しいと思います。

でんの会社での立ち位置

 今の自分の立ち位置で、育休を取得することが可能かどうかという問題もあるかと思います。

 でんの立ち位置としては、工場の電気設備の責任者で管理職ではなく監督職です。所属する課内には1名の管理職と数名の監督職、数名の一般職がおります。でんが監督職ではなく、1名しかいない管理職だったとすると育休はかなり取りずらいと思います。

 また、でんが抱えている仕事に関しては、事前に後輩に分散してでんが居ない状態でも問題がない状態にするよう努めました。

 結果的に私が不在の間は大きな問題は起きませんでしたが、それは周囲の方が協力してくれたからだと思います。私の仕事もこなしてくれた後輩には特に感謝しております。

 この感謝の気持ちは忘れずに今後の仕事で返していきます。

復帰後の仕事に変化はあるか。

 出産から3週間、会社を不在にしたわけですが、復帰後も特に大きな変化はありませんでした。

復帰してみたらでんの席がないという事も特にありませんでした。

同僚も暖かく迎えてくれました。

育休を取得して正解だったか。

 正直、実績がない中での育休は取得し辛いです。悪いことをしている訳ではないのですが、何となく引け目を感じてしまう時もありました。

 休暇を取得して復帰した今思うことは育休を取得して良かったと思います。

社会人になると3週間もの期間会社を休む事はまずありません。

 この3週間は妻の日常を垣間見ることが出来たと同時に子供達とも貴重な時間を過ごすことが出来ました。あっという間の3週間でした。

色んな場面で資格は効果を発揮する。

 最後は少し話の流れが変わります。

今回の休暇取得については私の中では覚悟を決めていました。

その覚悟とは、休暇を認めて貰えなかった場合には会社をクビになってでも妻をサポートするというものでした。

普通に考えれば4人の子供を抱えて会社を辞めてしまうのは無謀です。

しかし、私には貯蓄がなくなる前に再就職を決める自信がありました。

 その自信の根拠として、やはり、資格の存在は大きいです。第1種電気主任技術者、エネルギー管理士、第1種電気工事士の免状、また、その実務経験は私の大きな武器です。(会社に育てて貰ったという感謝の気持ちも大きいので、我慢できないほどの理不尽な事が続かない限りは貢献するつもりです。)

 このブログでは主に電気系の難関資格にについて情報を発信しております、よろしければ他のページもご覧下さい。

 参考に電気主任技術者に興味を持った方はこちらの書籍を読んでみて下さい。

コメント