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<実体験>第1種(第2種)電気主任技術者を学歴と実務経験認定により取得する時の実務経歴証明書について (電験を受けずに電気主任技術者)

新米電気技術者の道しるべ 道しるべNo-JU0007

-第1種(第2種)電気主任技術者を学歴と実務経験認定により取得する時の実務経歴証明書について-

 このページでは、私が第1種電気主任技術者の資格を、学歴と実務経験により取得した際に準備した実務経歴証明書について記録を残したいと思います(第2種の場合も同様との事です)。作成する際の順序、注意点など、これから実務経歴書を作成する方の参考になればと思います。

電気主任技術者の認定に関する記事はこのすぐ下の電気主任技術者認定まとめボタンから確認してみて下さい。

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実務経歴証明書のフォーマット

 私は産業保安監督部のホームページにアップロードされていたものを使用しました。PDF形式、一太郎形式、Word形式があり、Word形式で作成しました。証明書のフォーマットについては日本工業規格A4であれば自分で作成しても良いようですが、ホームページ上にあるものを使用することが無難かと思います。

実務経歴証明書の作成方法

 実務経歴証明書の詳しい作成方法については、産業保安監督部のホームページにアップロードされている申請の手引き内にある「電気主任技術者の交付申請に必要な書類の作り方」を参考にしました。(上述の証明書のフォーマットについても手引きの中の一部です。)

 この中には、免状交付に必要な書類、申請書類の作成方法、申請出来る者の要件(必要な単位含む)、実務経歴証明書記載要領について詳しく説明があり、基本的にはこの通りに作成すれば良いと思います。

 注意点としては電気工作物の概要の欄に第2種申請の場合は電圧10kV以上について記載します。第3種の場合は500V以上なので第3種申請に比べると第2種はかなり対象設備が少なくなると思います。第1種については記載ありませんでしたが私は10kV以上を記載しました。

作成例以外に私が記入したこと

 作成例以外に私が記入した内容を紹介します。

1)申請期間内の契約電力
2)保安教育の実施内容について
3)ループ切り換えの手順

 御覧の通り、記入例以外の事はそんなに多くはありません。余計な事を書きすぎるのはよくありませんが、質問されそうな事を予め証明書に記載してしまえば、担当官からは事実確認のみ行われると思います。

面接(照会)の際に実際に私が担当官に修正を指示頂いた箇所

 実際に私が産業保安監督部の担当官との面接(照会)時に訂正を指示頂いた箇所についても紹介します。

1)停復電の手順を追加
2)電気工作物の概要に架空引込の旨を記載
3)電気工作物の概要に継電器も追加
4)試験結果の判定基準を追加

 訂正を指示頂いた箇所についてもそんなに多くはありませんでした。初回の証明書の出来にもよると思いますので、作成例をよく読んで作成する必要があります。私も何度も見直しをしました。

まとめ

 以上、私が第1種電気主任技術者を実務経験認定により取得した時の実務経歴証明書の作成について紹介しました。最終的には実務経歴証明書は9ページになりました。もっと枚数を少なくして点検内容などを別紙にする方もいるようですが、私は全て実務経歴書に含め別紙は一切用意しませんでした。


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